ドクは “現プレミア最強ドリブラー”か リヴァプールを相手にプレミア最多タイとなる11回のドリブル成功を決める

リヴァプール戦で躍動したドク photo/Getty Images

左サイドで圧巻のプレイ

今夏にレンヌからマンチェスター・シティに加入したベルギー代表FWジェレミー・ドク(21)。

加入して以降、マンCの左ウイングで違いをチームに生み出してきたドリブラーはリヴァプール戦でも躍動した。

マッチアップしたリヴァプールのDFトレント・アレクサンダー・アーノルドをはじめとするリヴァプールのDF陣は、90分を通してドクのドリブルに苦戦。マンCのチャンスの多くは左サイドのドクの突破から生まれた。
得点やアシストこそなかったものの、データサイト『Opta』によると、ドクはこの試合で11回ものドリブル成功数を記録したという。この記録は2021年9月にアダマ・トラオレがブレントフォード戦で記録した11回に並び、1試合でのドリブル成功数はプレミア最多となったようだ。

前節のチェルシー戦では、DFリース・ジェイムズを前になかなか思うようなプレイをさせてもらえなかったドクだが、この試合では再び傑出したパフォーマンスを見せた。

プレミア最強ドリブラーの称号に着実に近づいていっているドク。逆サイドからのクロスへの入り方をMFベルナルド・シウバに注意されるシーンなどもこの試合見られ、改善点はまだまだ多いものの、ドクがボールを持つと期待感に包まれる。

新加入ながらもチームの重要なピースとなりつつあるドクが、ペップ・グアルディオラのチームでどのような成長を遂げるのか注目だ。

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