セルロートが電撃移籍の裏側を語る ソシエダで攻撃陣牽引もプレイ時間に不満か? 「先発だったけれど60~70分で交代させられた」

ビジャレアルのセルロート photo/Getty Images

今季リーグ戦6ゴールと好調

今季、RBライプツィヒからビジャレアルへ完全移籍を果たしたFWアレクサンデル・セルロート。22-23シーズンはレンタル先のレアル・ソシエダでリーグ戦28試合に先発し、12ゴールと攻撃陣を牽引していただけに、この移籍は多くの人を驚かせた。

セルロートはソシエダ退団の裏側とビジャレアルへ移籍した裏側を語っている。スペイン紙『MUNDO DEPORTIVO』が伝えた。

「私の記憶が正しければ(ビジャレアルとの)最初の接触は4月だった。ニコラス・ジャクソンを売却するつもりだったからだ(6月にビジャレアルからチェルシーに移籍)。そしてソシエダと新しい契約について話した。両クラブと交渉したが、ソシエダとは合意に至らなかった。もし、彼らが具体的なオファーを提示してくれたら、私はそこにとどまっていた。でもビジャレアルは何を望んでいるのか明確だった」
また、セルロートは出場時間が多くなかったことに少なからず不満を持っていたようだ。

「ソシエダでは先発だったけれど60~70分で交代させられた。膝に問題を抱えていた時期もあったし、それはそれで理にかなっていたけれど、健康な時もそうだった。ストライカーとして多くのゴールを決めるには、最低でも80分はプレイする必要がある。ビジャレアルは、僕がファーストチョイスで多くの試合に出場することを明言していた」

ビジャレアルではセルロートが語るように、これまでリーグ戦全試合先発出場。6ゴールと結果も残している。ただチームは3勝3分7敗で12位と低迷中。セルロートが上位浮上のカギとなれるか注目だ。

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