インテルに移籍してから“72分”しか出番がない アヤックスで93ゴール奪ってきたオランダ代表MFの活かし方は

今夏インテルに加わったクラーセン photo/Getty Images

現状は中盤の6番手とも

再びのスクデットを目指し、セリエAで快調に飛ばすインテル。好調の裏には今夏の的確な補強があり、GKヤン・ゾマー、FWマルクス・テュラム、MFダヴィデ・フラッテシら各ポジションに実力者を迎え入れている。

中でもテュラムは大当たりとなっているのだが、一方で気になる選手もいる。

伊『Gazzetta dello Sport』が今夏補強の謎の1つと取り上げるのは、アヤックスからフリーで獲得したオランダ代表MFデイヴィ・クラーセンだ。
オランダ代表でも41キャップを誇るクラーセンは経験豊富な選手で、インテルにとっては即戦力候補だったはず。しかし、ここまで移籍してから72分間しかピッチに立っていない。

「クラーセンは事実上フラッテシに次ぐ5番手のMFとして加入したはずだが、今ではクリスティアン・アスラニよりも序列が後ろにあることに気づいた」

同メディアはこう伝えているが、今のインテルではフラッテシ、アスラニ、ヘンリク・ムヒタリアン、ハカン・チャルハノール、ニコロ・バレッラら実力者が揃う。出場時間だけを見れば、クラーセンはその中でも最低の序列にあるとの評価だ。

アヤックスでは通算321試合に出場し、MFながら93得点50アシストと高い攻撃性を披露している。インテルでもセントラルMFの位置から得点に関与できそうだが、まだ指揮官シモーネ・インザーギの構想には入ってこないのか。

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