“痛すぎる”ポスト激突ゴールでトロサール執念の先制点 FWケガ人続出でもアーセナルには第3のCFがいる

ゴールを挙げたものの、激痛に顔をゆがめるトロサール photo/Getty Images

出れば結果を残すトロサール

プレミアリーグ第12節。アーセナルはバーンリーをホームに迎え、3-1と勝利した。

この試合で先制点を叩き出したのがFWレアンドロ・トロサールだ。ボールを支配しながらもスペースを与えられず、決定的なシーンを作れずにいたアーセナル。しかし前半アディショナルタイム、サカが頭で折り返したボールに体ごと飛び込んだのがトロサール。肩をポストに激突させながらボールをゴールに押し込み、攻めあぐねたなかで貴重な先制点を奪った。

激突したトロサールはしばらく動けずゴールを祝うこともできなかったが、大事なかったようで後半はそのまま出場を続けている。57分にはコーナーキックのキッカーを務め、ウィリアム・サリバのヘディングをアシストし、さらにゴールに絡んだ。
ガブリエウ・ジェズス、エディ・エンケティアとCFを務める選手に離脱が相次いだアーセナルだったが、そんなときはこのトロサールがCFを務めることができる。左に流れたり降りたりと変幻自在な動きで周囲とリンクしていくスタイルはチームにも合っており、ミッドウィークのCLセビージャ戦でも先制点を挙げたのはトロサールだ。

これまでリーグ戦先発は2試合しかなかったが、出れば結果を残すトロサール。エンケティアはピッチに帰ってきたものの、しばらくはトロサールがスタメンを続けるのが良策か。

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