トッテナム戦の鍵はパルマー? 真価を発揮しつつある若手注目株をアーセナルOBはレジェンドに例える 「デニス・ベルカンプのような存在」

今シーズンよりチェルシーでプレイするパルマー photo/Getty Images

注目のロンドンダービー

プレミアリーグ第11節の注目カードの1つであるトッテナムとチェルシーの一戦。

ロンドンダービーと称される両者の戦いだが、チームの状況は大きく異なる。ここまで8勝2分で首位を走るトッテナムと3勝3分4敗で11位に沈んでいるチェルシー。ダービーに勝利し、さらに勢いをつけたいトッテナムと、ダービーに勝利し、自信を取り戻したいチェルシーの一戦だ。

ここまで無敗を続けるトッテナムが優勢という見方も多いなか、元アーセナルのOBであるポール・マーソン氏はチェルシーのMFコール・パルマーがトッテナムに勝利するための鍵を握ると考えているようだ。
「(チェルシーが)スペースを与えないチームと対戦するとき、打破することができるのはコール・パルマーしかいない」

「先日(ブレントフォード戦で)彼は傑出していた。彼が作ったチャンスの多さは、チェルシーにとって、アーセナルのデニス・ベルカンプのような存在だった」

マーソン氏はブレントフォード戦のパルマーのプレイぶりをアーセナルのレジェンドであるベルカンプに例えており、首位トッテナムとの戦いでも活躍を期待している。

また同氏はアーセナル戦の前半のような戦いを見せることができれば、好調トッテナムを相手にでも勝つことができるとコメントしており、ダービーでのチェルシーの勝利を期待しているようだ。

パルマーは今シーズン、チェルシーで2ゴール3アシストを記録している。マンチェスター・シティにいた時からその才能は折り紙付きだったが、新天地でその真価を発揮しつつある。

確実にその才能を発揮しつつあるパルマーだが、首位を走るトッテナムとのダービーで結果を残すことができれば、チェルシーでの定位置確保も見えてくるだろう。

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