マンC、リヴァプール相手からもゴール奪う韓国代表FWの脅威 ファン・ヒチャンに早くも二桁得点見えてきた

6ゴールを挙げるファン・ヒチャン photo/Getty Images

すでにプレミアでのキャリアハイは更新

現在プレミアリーグで12位につけているウォルバーハンプトンでは、得点力不足の課題が続いている。昨季もプレミア残留は決めたものの、チーム得点数31ゴールはリーグワーストだった。

今季もここまで10試合で13ゴールと決して多いとは言えない数字となっているのだが、見逃せないのはチームトップ6ゴールを挙げるFWファン・ヒチャンの存在だ。

韓国代表のファン・ヒチャンはベンチスタートが多かったのだが、序盤からブライトン、クリスタル・パレス相手にゴールを決めてアピールに成功。9月半ばよりスタメンの座を勝ち取った。
その後も得点は続き、リヴァプール、マンチェスター・シティ、アストン・ヴィラ、ニューカッスルと強敵から次々と得点を記録。10試合で6ゴールは見事な数字だ。

ファン・ヒチャンは2021-22シーズンよりウォルバーハンプトンでプレイしているが、すでにプレミアリーグにおけるキャリアハイの得点数は更新した。リヴァプールやマンCなど強敵相手に得点を決めているのも見事で、プレミア3シーズン目にして得点力が開花し始めている。

不安があるとすれば、今季ファン・ヒチャンが決めたゴールのうち3つをFWペドロ・ネトがアシストしていることか。ネトはここまでリーグトップとなる7アシストと好調だったが、先日のニューカッスル戦で負傷してしまった。序盤のウォルバーハンプトンではファン・ヒチャンとネトが攻撃の要となっていたため、このあたりの影響は気になるところ。

チームとしてファン・ヒチャンの得点力を活かせるかがカギで、得点力不足改善へキーマンの1人となっている。

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