かつてのDFリーダー ファーディナンドがマンUに加えたい2人のDFとは タイトル獲得にはCBの獲得が不可欠か

マンUでCBを務めていたファーディナンド photo/Getty Images

9試合で13失点のマンU

プレミアリーグ9試合を終えて、5勝4敗で8位につけるマンチェスター・ユナイテッド。今夏にGKアンドレ・オナナやFWラスムス・ホイルンドといった新戦力の獲得に積極的に動いたが、ここまでは思うように勝ち点を積み重ねることができていない。

9試合で11ゴールの攻撃陣の不発も気にはなるが、13失点という1試合に1点以上のペースの失点数もマンUの問題点の1つだ。シーズン序盤ではあるが、DFルーク・ショー、DFリサンドロ・マルティネスといった守備の要が長期離脱を強いられ、DFラファエル・ヴァランは怪我から復帰しているものの、本調子ではない。

また、DFタイレル・マラシアやDFアーロン・ワン・ビサカも負傷中であり、ディフェンスラインの怪我人を多く抱えているマンU。
DFハリー・マグワイアやDFジョニー・エヴァンズ、DFヴィクトル・リンデロフといったメンバーが現在の守備を支えている中、元マンUのCBであり、ディフェンスリーダーであったリオ・ファーディナンド氏は2人のDFをマンUに加えたいと、英『Manchester Evening News』にて語っている。

クラブレジェンドが今のマンUに加えたいと考えている2人のデフィフェンダーはランスに所属するDFケヴィン・ダンソ(25)とバルセロナに所属するロナルド・アラウホ(24)だ。

「ランスの選手、そこに一人いる、彼はいい選手だ。もう1人はバルセロナのウルグアイ人選手、アラウホだ。彼が獲得可能かどうかは別として、私は彼が素晴らしいと思う。彼は非現実的なセンターバックだ」

「彼はプレミアリーグに最適な要素をすべて備えている。おそらく彼が傑出していると言えるだろうが、彼が獲得可能かどうかは分からない」

ファーディナンド氏は「成功するチームになるためには、堅固なディフェンスという土台が必要であり、同じレベルの選手を選ぶことができる必要がある」ともコメントしており、世界屈指のディフェンダーが複数人チームにいる必要があると考えている。

アラウホの獲得は現実的ではないが、ヴァランも怪我がちであり、エヴァンズは35歳になる。リンデロフやマグワイアといったメンバーがいるがタイトル確保ためには、もう1人、2人のトップレベルのCBの獲得は必要になってくるだろう。

深刻なディフェンスラインの怪我人に悩まされるマンUはどのようにこの守備問題を解決するだろうか。

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