ファン・ニステルローイを思い出させる? 2ゴールを決めたホイルンドはマンUの希望の光となることができるか

CLで2ゴールを決めたホイルンド photo/Getty Images

不調なマンUを救い出せるか

チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2戦のガラタサライとの戦いで、2-3の逆転負けを許したマンチェスター・ユナイテッド。初戦のバイエルン戦に続き、2連敗となりGS突破に向けて厳しいスタートダッシュとなった。

プレミアリーグでも7試合を終えて、3勝4敗で10位に位置しており、なかなか勝ち点を積み重ねることができていない。

CLのガラタサライ戦でも守備の脆さが露呈したマンUであったが、マンUのレジェンドであるポール・スコールズ氏はこの試合で2得点を挙げたFWラスムス・ホイルンドは今のマンUの中でも希望の光であると考えているようだ。
英『Daily Mail』にて「普通なら本当にがっかりするものだ」と語ったスコールズ氏だが、「今夜は、私を興奮させるチームを十分に見ることができたと思う。特に2ゴールのホイルンド」と2得点をマークしたホイルンドについてコメントしている。

「彼は見事に2ゴールを決めた。私は2番目のゴールが本当に気に入った。彼はセンターハーフにチャンスを与えず、引き離し、そして落ち着いたフィニッシュだった。また取り消されたゴールもあった」

「私は、『ファン・ニステルローイのような選手がいるよ』と思った」

ルート・ファン・ニステルローイは2001年から2006年にマンUに在籍しており、219試合で150ゴール30アシストを記録してストライカーだ。そんなストライカーとホイルンドのこの試合のプレイが重なったと話すスコールズ氏。

この試合、ダイナミックなヘディングシュート、ドリブル突破からの冷静なゴールを決めたホイルンド。取り消されてしまったが、ゴール前で相手をかわし、落ち着いて点を決めたゴールも素晴らしかった。

負傷で、チームへの合流が遅れたホイルンドだが、少しずつその存在感を示しつつある。チーム状況は決していいものではないが、調子を上げてきたストライカーはチームを救う選手となることができるか。

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