22歳で8チームを渡り歩いた久保 今季5ゴールのレフティに集まる絶賛 「レアル・ソシエダで最も重要な選手」

今季好調をアピールしている久保 photo/Getty Images

9試合で5ゴール2アシスト

レアル・ソシエダに所属する日本代表FW久保建英の今シーズンの輝きは現地メディアをはじめとする世界中の注目の的だ。

久保はここまで公式戦通算9試合に出場し、5ゴール2アシストを記録している。ラ・リーガでは7試合で5ゴールを記録している久保はFWロベルト・レヴァンドフスキやアルバロ・モラタらと並び得点ランクで2位につけている。久保より点をとっている選手はMFジュード・ベリンガムのみだ。

米『ESPN』では、「レアル・ソシエダには久保というスターがいる」というタイトルで同選手への称賛を惜しまない。同メディアが注目しているのは、久保が22歳という年齢でありながらも8つものクラブを渡り、8番目のクラブであるソシエダで輝きを放っている点だ。
同メディアは、短い期間で多くのクラブを渡り歩くサッカー選手は基本的に本来の力を発揮できなかったり、またすぐに他の下位クラブに移籍を重ねていくパターンが多い中で、結果を残している久保を称賛している。

2019年にレアル・マドリードに移籍するも、そこからマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェへのローン移籍を経験した久保。スペインでのキャリアは順風満帆ではなかった。そんな久保だが、昨年の夏のレアル・ソシエダへの完全移籍が大きな転機となった。

久保は昨シーズン、公式戦通算44試合で9ゴール9アシストを記録。チームのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。

迎えた今シーズンは、久保の相棒でもあったダビド・シルバが練習中の負傷により、現役引退を発表するなど、昨シーズンとは大きく異なる状況であったが、すでに5ゴールをマークしている。

同メディアで「レアル・ソシエダで最も重要な選手」と綴られている久保。右サイドからチームを牽引する久保が今シーズンどのようなプレイを見せてくれるのか引き続き注目が集まる。

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