「GKがストライカーよりボールに触れる回数が多いとしたら、それは何かおかしい」 アーセナル戦でのドンナルンマのミスに見るビルドアップのリスク

ドンナルンマのミスで一時同点に photo/Getty Images

アーセナル戦で衝撃のミスがあった

19日に行われたプレミアリーグ第33節でマンチェスター・シティはアーセナルに2-1で勝利したが、マンCの守護神ジャンルイジ・ドンナルンマに大きなミスがあった。

マンCが先制した直後、味方のスローインを受けたドンナルンマは蹴り出すのが遅れてしまい、慌てて蹴ったボールがFWカイ・ハフェルツの伸ばした足に当たってゴールに入ってしまったのだ。チームが先制した直後の同点劇で、ショックは相当なものがあっただろう。最終的に勝利したものの、ドンナルンマのミスは反省材料だ。

元イタリア代表の名手であるディノ・ゾフ氏は、現代では当たり前となっているGKのビルドアップに危険性があると指摘している。
「足を使ったプレイはプラス要素にもなるが、やりすぎは禁物だ。GKがストライカーよりボールに触れる回数が多いとしたら、それは何かおかしいと思う。足下の技術が優れていたとしても、クロスボールに飛び出せないGKではダメだ。問題は、やり過ぎは禁物ということだ」(『Football Italia』より)。

ドンナルンマは今季よりパリ・サンジェルマンから加わった選手だが、ビルドアップはあまり得意としていない。指揮官ジョゼップ・グアルディオラのスタイルに合わせるべく努力しているはずだが、それが今回は思わぬミスに繋がってしまった。

GKからのビルドアップが決まれば効果的だが、リスクもある。繋ぐべきか、セーフティに蹴り出すべきかの判断は極めて重要だ。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.316 日本代表の完成形

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ