アーセナル冨安健洋、ついにセンターバック起用での初スタメン フル出場でクリーンシートに貢献

ついにセンターバックで出場した photo/Getty Images

約1カ月ぶりのスタメン出場

カラバオカップ3回戦、アーセナルはブレントフォードと対戦し1-0と勝利した。

この試合、日本代表DF冨安健洋はプレミアリーグ第2節クリスタル・パレス戦以来のスタメン出場。ポジションは右のセンターバックとなり、ガブリエウ・マガリャンイスとコンビを組んだ。冨安は日本代表ではCBだが、アーセナルではもっぱらSBとして出場していた。

ミケル・アルテタ監督は冨安が代表でCBをやっていることは認識していると発言していたが、今回ついにCBとしてスタメン出場を果たすことになった。
冷静にラインをコントロールし、よいシュートブロックも見せた冨安。一方でやや判断に迷いピンチを招くシーンもあった。同じく先発した若手のチャールズ・サゴエ・ジュニアや逆サイドのリース・ネルソンに長いフィードを出したりと光るプレイもあり、試合を通しては安定していたと言っていいのではないか。後半、オレクサンドル・ジンチェンコが投入されてからは右サイドバックに移り、セドリック・ソアレスが投入されたあとは5バックにも対応するなど、ポリバレント性も見せている。

昨季はウィリアム・サリバの控えはロブ・ホールディングだったが、同選手は移籍しているため、今季はここに冨安が出場する可能性も高まった。

今後もCBでの起用があるだろうか、アルテタ監督の采配に注目だ。

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