“30代”からブンデス1部、CLデビューの遅咲きFW ウニオン・ベルリンで最高の時を過ごすベーレンス

CLではレアルと対戦したベーレンス photo/Getty Images

これまでは下位カテゴリーでプレイを続けてきた

最後はMFジュード・ベリンガムに決勝点を許して惜しくも敗れたが、ドイツのウニオン・ベルリンは20日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節のレアル・マドリード戦で大きな一歩を踏み出した。

ウニオン・ベルリンがブンデスリーガ1部に初昇格したのが2019-20シーズンのことであり、CLの舞台に進んだだけでも大きすぎる一歩なのだ。レアル戦にはサポーターも特別な思いがあったに違いない。

それは選手たちも同じだ。遅咲きのFWとして注目を集めるのは、32歳のドイツ人FWケビン・ベーレンスだ。
チームの主力FWとして今季も開幕4試合で4ゴールを挙げているベーレンスだが、ベーレンスにとっても今回のゲームがキャリア初のCLだった。ブンデスリーガ1部でのスタートも遅く、ベーレンスが初めて1部のピッチに立ったのはウニオン・ベルリンへ加入した2021-22シーズンのことだ。

これまではアレマニア・アーヘンで4部相当のレギオナルリーガ・ヴェストでプレイしたり、1.FCザールブリュッケン、SVザウトハウゼンで2部の戦いをこなしたりと、下位カテゴリーで地道に経験を積んできた。

ベーレンスも30代に入ってからブンデスリーガ1部の上位争いやCLの戦いを経験するとは予想していなかったかもしれない。ウニオン・ベルリンへの移籍はキャリアを変える大ヒットな決断となっており、今季目指すはCLでの初ゴールだ。

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