フィジカルモンスターの体を作ったのは母の料理? ウェイトトレーニングは一度もしたことがないとトラオレが衝撃の告白

フィジカルと爆発的なスピードを兼ね備えるトラオレ photo/Getty Images

今夏、フラムに加入

バルセロナの下部組織で育ったFWアダマ・トラオレ。同選手の最大の特徴は、圧倒的なスピードとフィジカルだ。

しかし、バルセロナで最初にデビューした時は決して、今のような体格ではなくどちらかというと細身であった。そんなトラオレがどのようにして現在のようなフィジカルを身につけたのかを、英『Daily Mail』にて語っている。

「トレーニング、休息、食事で筋肉が増えた。食事は不可欠であり、私はそれがトレーニングの非常に重要な部分であると考えている」
「料理の量を変えて、バラエティに富んだ健康的でバランスの取れた食事を心がけている。ちょっとしたパエリアも食べるし、ピーナッツソースと玄米の典型的なマリ料理も食べる。イタリアのパスタもよく食べるよ。すべて母がやってくれている」

トラオレは母親のことを「世界一の料理人」とも答えており、自分の体を作る上で食事がとても大事であったと認識している。また、体幹トレーニングや、大量の水も摂取し体づくりに励んだようだ。

「私は体幹トレーニングをたくさんする。秘訣は自分の体を知り、体調に合わせたトレーニングをすることだ。でも、ウェイトはやらない。僕の遺伝はそういうもので、筋肉が成長するのがとても早いんだ」

トラオレは体感トレーニングを重点的に行い、ウェイトトレーニングは一度もしたことがないと同メディアで明かしている。ウェイトトレーニングは怪我の予防のために行わないようにし、若い頃から怪我を避けるためにより具体的なトレーニングが必要であると同選手は考えていたようだ。

イギリスの元陸上競技選手で、2004年アテネオリンピックの金メダリストであるダレン・キャンベルとの個人トレーニングが自身の今のスピードには大きく影響していると、同選手は語っており、ウルブズ時代には選手を倒すために腕にオイルを塗っていたことまで明かしている。

トラオレは昨年の夏にレンタル先のバルセロナからウルブズへ復帰。プレミアリーグで34試合に出場し2ゴール2アシストを記録していた。今夏にはフリー移籍でフラムへ移籍した。

今シーズンはここまでリーグでは32分しかプレイしていないトラオレ。27歳となったフィジカルモンスターが今シーズンもプレミアの舞台でどのようなプレイを見せてくれるのか注目だ。

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