昨季だけで“212回”もエアバトルに勝つ男 34歳迎えても193cmの大型ストライカーは強すぎる

アミアンへ移籍するキャロル photo/Getty Images

今夏フランス2部へ

34歳になった今も高さとパワーに衰えはない。今夏にイングランドを離れ、フランス2部のアミアンと契約を結んだのがFWアンディ・キャロルだ。

かつてニューカッスルやリヴァプールでもプレイした大型FWキャロルのことを覚えているサッカーファンは多いだろう。193cmのサイズを武器とした空中戦はインパクト抜群で、特にニューカッスル時代のキャロルは止めるのが難しいパワー型ストライカーだった。

近年はWBA、レディングとイングランド2部でのプレイが続いていたが、今夏にレディングとの契約を打ち切り、アミアンへ移籍することになった。
若い頃と同じようにはいかないだろうが、今でもキャロルの高さは健在だ。昨季レディングの選手として2部で戦ったキャロルは、リーグ全体で4位となる212回もの空中戦勝利数を記録している。

この数字は、FW部門ではバーミンガムに所属する34歳のFWルーカス・ユトキエヴィッツの242回に次ぐ第2位の数字なのだが、キャロルが30試合の出場に留まっているのに対してユトキエヴィッツは43試合に出場している。1試合平均の空中戦勝利数ではキャロルが全体1位の7.1回となっており、イングランド2部では最高クラスのエアバトラーだったのが分かる。

フランスもフィジカルバトルの激しいリーグ環境ではあるが、キャロルがパワーで後れを取るとは考えにくい。現在も話題を呼ぶほど注目されているストライカーでもあり、フランスでもその強さを発揮してくれる瞬間が楽しみだ(データは『WhoScored』より)。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ