すでに指揮官からも絶対的な信頼を得る副キャプテン プレミア屈指の司令塔マディソンがトッテナムを引っ張る

移籍後初ゴールをマークしたマディソン photo/Getty Images

今夏レスターより加入

今夏レスターからトッテナムに加入したイングランド代表MFジェイムズ・マディソン。

新加入ながらも10番を背負い、副キャプテンを務める司令塔はすでにトッテナムにおいて欠かせない役割を担う。アンジェ・ポステコグルー新監督を迎え、昨シーズンからの巻き返しを狙うトッテナムだが、エースストライカーのハリー・ケインが退団し、どのようなチームに生まれ変わるのか注目を集めている。

プレミアリーグが開幕し、3試合が経過したが、トッテナムはここまで2勝1分を記録し良いスタートを切っている。この3試合で6ゴールをマークしているトッテナムを引っ張るのが、新加入のマディソンだ。3試合ともスタメン出場をしており、中盤で圧巻の存在感を見せている。
第3節のボーンマス戦では、前半17分に完璧な崩しから加入後初ゴールをマーク。怪我が心配されていたマディソンだが、チームの連勝に大きく貢献した。そんな司令塔に絶対的な信頼を置くのが指揮官のポステコグルーだ。

「彼は私たちにとってクリエイティブな力を持つ選手だ。彼はハードワークし、ボールを奪い返し、プレスをかける。彼は混乱した一週間を過ごした。彼とのセッションはたったの1回だけだったが、あのようなパフォーマンスを見せてくれたのは彼の功績だ。そして、彼が我々のフォワード選手たちとより多くの理解を深め、彼らも彼に対してさらに理解を深めれば、さらに多くのことが起こると思うよ」(英『Evening Standard』より)

同じく中盤のMFイヴ・ビスマやパペ・マタル・サーも現在好調ぶりを発揮しており、これからソン・フンミンやリシャルリソン、ボーンマス戦で2点目を決めたデヤン・クルゼフスキらも調子を上げてきたら面白いチームになるだろう。

その攻撃陣を引っ張る役割が司令塔のマディソンには求められる。新加入ながらもすでにチームの絶対的存在になっているマディソンは今シーズンのトッテナムを牽引する。

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