アーセナルの新戦力D・ライスは大当たり C・パレス戦で示したパス能力、11.6km走る運動量

さっそくアーセナルでフル稼働するライス photo/Getty Images

序盤からフル稼働

今夏のアーセナルにとって最大の補強ポイントとなっていたのが守備的MFだ。ここにはウェストハムからMFデクラン・ライスの獲得に成功したのだが、早くもライスのパフォーマンスは印象的だ。

21日に行われたプレミアリーグ第2節のクリスタル・パレス戦でもライスはフル出場。このゲームは微妙な判定でDF冨安健洋が退場処分となるなど苦しい展開に追い込まれたが、ライスは10人となったチームで走り続けていた。

英『Football Daily』もパレス戦でのライスを称賛しているが、その数字は印象的だ。
ファイナルサードでのパス成功数はチーム1位となる18本、敵陣でのパス成功数はチーム2位となる33本、走行距離はチームトップの11.6kmを記録しており、まさにフル稼働だ。

ライスの加入で中盤に強さがプラスされ、トーマス・パルティを右サイドバックへ回すプランも出てきた。ライス加入で幅が広がったのは間違いない。

プレミアリーグの環境を理解しているのも大きく、昨季までのアーセナルに欠けていたものをプラスしてくれる存在と言えよう。優勝へのキーマンと言ってもいいはずで、ライスがよりチームにフィットした時が楽しみだ。

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