今季のニューカッスル強すぎ? アストン・ヴィラを5発粉砕した“超アグレッシブスタイル”なら強豪をも潰せる

開幕戦から爆発したニューカッスル攻撃陣 photo/Getty Images

今季のニューカッスルはさらに上を目指せる

今季のプレミアリーグ開幕節ではチェルシーVSリヴァプールのビッグカードも注目を集めたが、今季のトップ4争いを占う意味ではニューカッスルVSアストン・ヴィラもプレミアファンを唸らせるカードだったのではないか。

昨季4位に入ったニューカッスルは今夏もMFサンドロ・トナーリなど積極的な補強へ動いており、今季は優勝争いに絡みたい。一方のアストン・ヴィラも昨季途中より指揮官に就任したウナイ・エメリの手腕もあって7位フィニッシュを果たしており、今季はトップ4を狙うシーズンだ。

ただ、野心的な両チームの対決は5-1のスコアでニューカッスルが圧勝した。ニューカッスルの強さに驚いた人も多いだろう。キックオフより超アグレッシブに攻め込み、まずは新戦力トナーリの豪快ボレーで先制。その後も手を緩めなかった。
データサイト『WhoScored』もトナーリのプレミアデビュー戦を絶賛すると同時に、ニューカッスルのテンポが圧倒的だったとチームの完成度を称える。

「ニューカッスルは最初のホイッスルが鳴ったときから、非常にアグレッシブだったた。彼らは強烈なテンポでプレイし、それを最後まで継続した。アストン・ヴィラはそれに耐えることができなかった」

「個人パフォーマンスでは、トナーリがビュー戦で完璧なパフォーマンスを披露した。先制ゴールを決め、パスは88.9%の成功率を記録。中盤から相手を悩ませ、追い詰めた」

中盤ではトナーリに加え、ブルーノ・ギマランイス、すっかりインサイドハーフが板についたジョエリントンのパフォーマンスもクオリティが高く、ボールを回収する能力が高い。そこからアンソニー・ゴードン、ミゲル・アルミロン、アレクサンデル・イサクら前線を走らせる攻撃は見る者を魅了する。

試合途中から昨季リーグ戦18ゴールのFWカラム・ウィルソンが出てくるところにも層の厚さが表れており、ウィルソンは今回のアストン・ヴィラ戦でもきっちりと1ゴールを奪っている。

今季のニューカッスルはチャンピオンズリーグの戦いもあるため、同サイトも過密日程の中であのパフォーマンスをいつまで続けられるのかスタミナ面を心配しているが、あの戦いならば強豪相手でも互角に渡り合えるはずだ。

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