マンCの至宝フォーデンにかかる更なる期待 期待の若手からチームの主軸へ進化を遂げることができるか

マンCの至宝フォーデン photo/Getty Images

新たな役割、責任を担う立場に

イルカイ・ギュンドアンがバルセロナへ移籍し、リヤド・マフレズがアル・アハリへ移籍したマンチェスター・シティ。

複数の主力選手が移籍しているが、まだ獲得した選手はマテオ・コバチッチ1人だ。3冠を達成した昨シーズンと様子が大きく変わる可能性のあるマンCで、更なる進化が期待される選手の1人がフィル・フォーデンだ。

チャンピオンズリーグ(CL)決勝のインテル戦では負傷交代したケビン・デ・ブライネと同じ、IHでプレイしたフォーデン。ギュンドアンが移籍したこともあり、今シーズンは中盤でプレイする機会も増えることが予想される。左右のウィングでプレイすることが多かったフォーデンだが、プレシーズンマッチでは中盤でプレイ。フォーデンは、新たな役割を担う中盤でのプレイにも前向きだ。
「プレシーズンは中盤でプレイしているが、シーズンでも同じように起こるかどうかは分からない。様子を見なければならない。そうなった場合に備えて準備をしておこうと思う。前線のどこでも、中盤でもプレイできることはわかっている。監督が望んでいることに備えて準備しておけばいい」

「ディフェンスの責任は多く、学ぶべきことはたくさんある。私は若い頃にそこでプレイしていたので、彼(監督)が私に中盤でのプレイを望んでくれれば、その役割を果たせると思う。私は、彼が私をどこで起用するのかを楽しみにしている」(英『Manchester Evening News』より)

ディフェンス面での改善点はあると、自身で取り組まなければならない課題を理解しているようだ。しかし、フォーデンは中盤で新たな挑戦をすることを楽しみにしている。

ペップ・グアルディオラ監督も称賛を惜しまないフォーデンは、期待の若手からデ・ブライネのようなチームの中心選手に進化することが今シーズンは求められる。

これまで着実にステップアップしてきたマンCの至宝は、チームに欠かせない絶対的な選手へと成長できるか。

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