1年でU-17、U-20、A代表のW杯でゴールを記録 韓国を破ったコロンビア引っ張る驚異の18歳アタッカーがいる

コロンビア代表のカイセド photo/Getty Images

コロンビア女子サッカー界のホープ

このままA代表のエースとなるのだろうか。現在行われているFIFA女子ワールドカップ2023にて、初戦の韓国戦でゴールを決めたコロンビア代表の若きアタッカーに注目が集まっている。

グループHに入るコロンビアは初戦で韓国を2-0のスコアで撃破しているが、39分に2点目を奪ったのは18歳のFWリンダ・カイセドだ。

興味深いのは、この1年間における代表戦での成績だ。カイセドは昨年8月に行われたU-20ワールドカップでも2ゴールを記録し、その2か月後に行われたU-17ワールドカップでは日本の谷川萌々子と並んで最多となる4ゴールを奪った。
そして今回のワールドカップでのゴールだ。1年の間にU-17、U-20、A代表と3つのワールドカップでネットを揺らしたことになり、なかなか実現しないケースと言えるか。

18歳と若い選手だが、今回の韓国戦でもフル出場を果たしている。すでにA代表でも主力で、未来のスター候補といったところか。

今大会で一気に大ブレイクを果たす可能性もあり、カイセドはU-17ワールドカップ準優勝、U-20ワールドカップはベスト8で惜しくもブラジルに敗退と、コロンビア女子代表を高みへと押し上げてきた。コロンビア女子代表のFIFAランクは25位とそこまで高いわけではないが、初戦では17位と格上の韓国を撃破している。カイセドの力で決勝トーナメントへの扉を開ける可能性もあり、見逃せないチームの1つだ。

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