7年過ごしたアーセナルを去った“闘将” 退団決めたジャカの新たなチャレンジが始まる

アーセナルで欠かせない存在になったジャカ photo/Getty Images

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昨シーズンはチームに欠かせない存在に

2016年にボルシアMGからアーセナルへとやってきたグラニト・ジャカ。7年もの物語に終止符を打ち、今夏レヴァークーゼンへの移籍を決断した。

アーセナルを長年指揮したアーセン・ヴェンゲル元監督の時代を知る数少ない1人であるジャカは、アーセナルでFAカップやコミュニティ・シールドなどタイトルの獲得に貢献した選手の1人だ。

19-20シーズンにはアーセナルのキャプテンを務めたが、サポーターとの衝突もあり退団が噂された時期もあった。しかし、ミケル・アルテタの説得もあり、チームに残留することを決めたジャカはアルテタ体制におけるアーセナルでは重要な役割を果たした。
昨シーズンは47試合に出場し、9ゴール7アシストを記録。闘志溢れるプレイはそのままに、攻撃面でも積極的なプレイを見せ、チームを牽引した。そんなジャカは英『90min』にてアーセナルを退団した理由を語っている。

「実のところ、私は人間として常に新しい挑戦に興味を持っている。7年が経ち、まったく新しいことをする時が来たんだ」

「昔経験したことのあるリーグだが、クラブは新しい。シモン・ロルフェス(スポーツ・ディレクター)やシャビ・アロンソとの話し合いの中で、レヴァークーゼンでの長期的なプロジェクトは価値があり、100%自分に合っていると感じた」

家族がイングランドでの生活に不満を持っている、との噂もあったが、これについてジャカは否定している。新たなチームで挑戦することやレヴァークーゼンのプロジェクトに興味を抱いたようだ。

30歳のジャカは新天地でどのようなプレイを見せてくれるのか、注目が集まる。

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