レンジャーズは古橋ら“3冠セルティック”を止められるのか ライバルが王座奪還へデセルスら積極補強展開中

昨季はセルティックとレンジャーズの間にも差があった photo/Getty Images

国内を盛り上げるにはレンジャーズの頑張りが不可欠

昨季のスコットランドではFW古橋亨梧、前田大然、MF旗手怜央らを軸に圧倒的な戦いを披露したセルティックが国内3冠を達成した。

新シーズンもセルティックが国内の戦いをリードしていくのは確実だが、やはりライバルの存在が必要だ。筆頭候補は、レンジャーズだ。

今夏のレンジャーズは積極的な動きを見せており、前線ではオランダのユトレヒトやフェイエノールトでプレイしてきたFWシリル・デセルス、ヘーレンフェーンやアタランタでプレイしてきたオランダの大型FWサム・ラマースを補強。
さらにブライトンからはウイングのアブダラー・シマをレンタルで加えており、新シーズンは新生・攻撃陣となりそうだ。

最終ラインには、チェルシーからフリーで23歳のDFデュジョン・スターリング、クリスタル・パレスからGKジャック・バトランドも獲得しており、これらの補強でセルティックとの戦力差が埋まるのか楽しみではある。

一方のセルティックは古橋と前田が契約を延長した一方で、前線ではFWジョタがサウジアラビアへ。さらにオーストラリア代表MFアーロン・ムーイも現役を退く判断をしており、ここまで積極的な補強を展開しているのはレンジャーズの方だ。

果たして新シーズンもセルティックが独走する形となるのか。リーグを盛り上げるにはレンジャーズの奮闘が不可欠だ。

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