「人生最大の試練」「7ヶ月で10歳は老けた」 ポグバ、トラブル続きの22-23シーズンに何を思う

ユヴェントス復帰1年目は怪我に悩まされたポグバ photo/Getty Images

プレイ時間はわずか161分

ユヴェントスに所属するフランス代表MFポール・ポグバにとって、2022-23シーズンは「人生最大の試練」だったようだ。

昨夏にマンチェスター・ユナイテッドを退団し、6年ぶりにユヴェントスへの復帰を果たした現在30歳のポグバ。大きな期待を背負い、再び背番号「10」を託されることとなったが、復帰1年目はその期待を裏切る結果になってしまった。たび重なる怪我に悩まされ、1年間通してのプレイ時間はわずか161分(公式戦10試合に出場)。ヨーロッパリーグの決勝進出がかかったセビージャとの大一番(敵地で行われた2ndレグ)も欠場を余儀なくされ、チームもベスト4敗退を喫していた。

さらに、今季のポグバはピッチ外でもトラブル続き。実兄から恐喝を受けるなど、簡単なシーズンではなかったと思う。そんなポグバが仏『Views』のインタビューで今季を次のように振り返っている。
「素晴らしい経験になった。僕の将来にとって有益なものになったはずだ。所属クラブも変わったし、怪我もした。サッカー以外のことに関しても、複雑だったのは事実。僕にとって重要なことは、健康、サッカー、そして家族であり、それにしっかり向き合うことを学んだ。健康な状態でピッチに戻ることは、特にアスリートにとっては重要なこと。身体は僕らにとって仕事道具だからね。人生において、最大の贅沢は健康でいることだよ」

「これら(今季の経験)は僕を大きく成長させてくれた。この数ヶ月間は僕を大きく成長させ、人生に関して多くのことを考えさせてくれたんだ。7ヶ月で10歳は老けたんじゃないかな。ただ、前向きに捉えている。これは道のりであり、試練でもある。僕を成長させるためのテストだね。人生について多くのことを学び、何が大切なのかを学んだ。これら全てが僕の背中を押し、本当に鍛えてくれた」

また、怪我を繰り返してしまった要因に関しても、次のように明かしている。

「頭がすべてをコントロールしている。頭の調子が悪いときは、身体もその影響を受けてしまうんだ。怪我の原因は、すべて僕の頭の中にあると思う。身体はすべての問題に反応してしまうし、ストレスを感じ、身体を緊張させてしまう。早く復帰し、みんなに僕のプレイを見せたかったし、みんなを少し黙らせたいという思いもあった。だから結果的にそうなってしまった。でも今は一歩下がって自分自身と自分の幸せについて考えている。休んで、落ち着いて再開したいね」

そして、この「人生最大の試練」を全て乗り越えたとき、「僕にとって最大の勝利。どんなことでもやれる」とも語ったポグバ。来季はユヴェントスファンの前で真の姿を見せることができるのか。

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