ミラン1年目はまさかの“0ゴール”で終了…… 3200万ユーロの逸材FWには放出の可能性も?

かなり苦いシーズンを過ごしたデ・ケテラエル photo/Getty Images

今季最大の目玉新戦力だったが……

初の欧州5大リーグとはいえ、ここまで苦戦するシナリオは想定していなかったか。

今季ミランで0ゴール1アシストと大きく期待を裏切ってしまったのは、クラブ・ブルージュからやってきたFWチャールズ・デ・ケテラエル(22)だ。

ミランはデ・ケテラエル獲得に3200万ユーロの移籍金を投じており、今季の新戦力としては最大の目玉選手だった。最前線のオリヴィエ・ジルーをサポートしつつ、トップ下の位置から多くの得点に関与することが期待されていたのだ。
しかし、成績は前述のように0ゴール1アシストと寂しい。リーグ戦での枠内シュートは僅か4本、チャンスメイク数は20回止まりだ。ドリブル成功数はチーム第3位となる36回を記録しており、足下のテクニックに関しては評判通りのものがある。ただ、得点に直結するプレイが少ない。

1年だけで判断するのは早すぎるようにも思えるが、伊『Calciomercato』はミランがデ・ケテラエルの放出も検討していると取り上げている。仮に今夏フランクフルトから日本代表MF鎌田大地を獲得するならば、トップ下ではデ・ケテラエルのライバルとなる。来季デ・ケテラエルの出番が増える保証はなさそうだ。

ベルギー新・黄金世代をリードする存在になると期待される選手だが、デ・ケテラエルは5大リーグで輝きを放てるか。

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