悲願のCL制覇と3冠に向けて残すところ1試合のみとなったマンチェスター・シティ。ハーランドやデ・ブライネの活躍ももちろんだが、今シーズンのシティにおいて欠かせない選手の1人がDFジョン・ストーンズだ。
怪我に悩まされるシーズンもあったが、今季のストーンズはCBとしてだけではなく、ロドリの横につき攻守に渡ってシティの重要な役割を任されている。シーズン終盤の偽CBとも言われるペップの新戦術はストーンズがいてこそ成り立ったものとも言える。バーンズリー、エヴァートンを経て2016年からシティに加入したストーンズは、これまでシティで5度のプレミア優勝を経験したエリートだ。
そんなストーンズだが、英『Daily Mail』にて「まさか自分がプロになれるとは思ってもいなかったし、ましてやイングランド代表でプレイしたり、プレミアリーグでプレイしたり、そしてプレミアリーグで優勝するなんてことは考えもしなかった」とコメントしている。U-19からイングランド代表に選出されていた同選手だが、シティでこのような多くのタイトル争いに参戦することは予想していなかったようだ。
そんなストーンズは自身2回目となるCLファイナルに臨むが、前回はトゥヘル率いるチェルシーに負けている。この試合はデ・ブライネの負傷交代もあったが、初の決勝の舞台にどこか浮き足立っていた。「何よりもまず、二度と同じことを起こさないことだ」とストーンズは前回のファイナルを振り返りコメントしている。
今シーズン唯一無二のCBにまで成長したストーンズは、悲願のCL制覇と3冠を狙いに行く。