出場時間はわずか “210分”のK・フィリップス 来季は「ギュンドアンやロドリのような存在に」

今シーズンはフィットに苦しむK・フィリップス photo/Getty Images

今季は批判の的になってしまった

アーセナルとの熾烈な優勝争いを制し、プレミアリーグを制したマンチェスター・シティは悲願のCL制覇を含む3連覇を目指している。3冠を達成することができれば、これ以上にない充実したシーズンで幕を閉じることができる。

しかし、そんなマンチェスター・シティの選手の中でも、苦いシーズンを送っている選手がいる。それが、イングランド代表のMFカルヴィン・フィリップスだ。リーズから今季移籍してきたK・フィリップスはフェルナンジーニョの後釜として期待されていた。しかし蓋を開けてみると、出場時間は210分(『Who Scored.com』より)と、冬に移籍してきたマキシモ・ペローネを除くと最も出場時間が少ない。

ペップのサッカーに適応するには数シーズンかかることが多いが、同じタイミングで加入したFWアーリング・ハーランド、FWフリアン・アルバレス、DFマヌエル・アカンジ、GKシュテファン・オルテガらに比べると物足りなさを感じてしまう。
K・フィリップスと同じくDFセルヒオ・ゴメスも1シーズン目は苦労しているが、リーズ時代のK・フィリップスの仕事ぶりを誰しもが期待していた。そんなK・フィリップスは英『Daily Mail』にて「次のプレシーズンでは、できる限り体調を整えて戻ってくるように努める。そしてチームにとって非常に重要で、欠かせない選手であるロドリやギュンドアンのような存在になれればと願っている」と、コメントしている。

怪我に悩まされたり、指揮官の要求に応えられないまま悔しいシーズンを送っているK・フィリップス。しかし過去を遡ると、FWジャック・グリーリッシュなど1年目は適応に時間がかかる選手も多い。それでも今季のグリーリッシュはチームに欠かせない存在になっている。K・フィリップスはグリーリッシュのように来シーズンのシティにとって欠かせないピースになることができるのか。

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