シティ監督グアルディオラがロドリを絶賛「皆ハーランドを話題にするが、彼がいなければ不可能な試合だった」

CL準決勝で活躍したロドリゴ・エルナンデスphoto/Getty Images

走って回せて守れるMF

チャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ、マンチェスター・シティ対レアル・マドリードの試合がエティハド・スタジアムで行われた。試合はシティが4発を挙げ快勝。総合5−1で決勝進出を果たした。

この試合、前半のシティのボール支配率は驚異の72%。試合全体を通しても6割のボール保持率で展開されるシティの攻撃はもはや芸術の域だった。そんなシティのボール運びに欠かせない存在だったのが、MFのロドリゴ・エルナンデスだ。

パス数は103回で、成功率93%。シティの芸術に近いビルドアップを支えたのは、まさしくロドリだったと言えるだろう。走行距離も全選手中トップの12.02km。守備でもチームのアンカーとして大事な役割を担っていた。ゴール以外でチームに貢献できる選手とは、彼のような選手のことを言うのではないだろうか。

シティの監督、ペップ・グアルディオラもロドリを絶賛。彼についてのコメントを試合後に残した。

「皆、ハーランドを話題にするが、彼(ロドリ)がいなければ不可能な試合だった」

「彼は私たちのチームの最高のミッドフィルダーに成長した。私たちはとても幸せだよ」

2ndレグはレアルを無失点に抑え、最高の形で決勝進出を決めたシティ。完璧主義と謳われるグアルディオラらしいサッカーでシティの強さを世に知らしめた。そんな監督のもとで成長したロドリは、世界最高のミッドフィルダーと言っても過言ではない結果でチーム勝利に導いた。決勝でも彼の活躍は欠かせないだろう。

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