初ゴールと記録更新のゴールを同じチームから 「ハーランドはスペシャル」と指揮官も手放しで賞賛

プレミアの歴史をひとつ塗り替えたハーランド photo/Getty Images

1シーズンでのプレミア最多ゴール記録を更新

プレミアリーグ第34節にてウェストハムと対戦したマンチェスター・シティは、ウェストハムの堅い守備に苦戦しながらも結果的には3-0で勝利し、首位をキープしている。この試合の話題の中心はチームの2点目を記録したFWアーリング・ハーランドだ。

この試合はなかなかチャンスが回ってこず、ボールタッチも少なかったハーランドだが、70分にFWジャック・グリーリッシュのスルーパスを冷静に決め、リーグ通算35ゴールを記録した。この得点でハーランドは1993-94シーズンのアンディ・コール氏と1994-95シーズンのアラン・シアラー氏が記録した34ゴールの記録を更新し、プレミアリーグにおけるシーズン最多得点記録を塗り替えた。試合終了後にチームメイトやクラブスタッフに花道を作ってもらい、祝福を受けたハーランドについて指揮官のペップ・グアルディオラも賞賛を惜しまない。

「チーム全員がそれに値した。アーリングはスペシャルストライカーだよ。私たちは彼にとても満足している。彼は仕事をすること、そして彼と一緒にいることをとても楽しんでいるんだ。誰もが彼が私たちと一緒にいることを喜んでいる。たぶん将来彼か、また別の選手によってこの記録は再び破られる。しかし、彼は多くのゴールを決める」(公式インタビューより)
ハーランドが今シーズン初ゴールを決めた相手がウェストハムだ。そんなウェストハムから今度は偉大な記録を更新するゴールを決めた。1927-28年にエヴァートンのレジェンド、ディキシー・ディーン氏が記録した1シーズン通算63ゴールという記録でさえ、ハーランドなら更新するかもしれない。CLとFAカップ決勝も控えているシティの3冠にはストライカーの得点が必須だ。

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