ライバルのレジェンドCBもデ・ブライネのプレイに驚嘆 「シーズンの大一番で彼はまたしても……」

圧巻のクオリティを見せつけた photo/Getty Images

圧倒的存在感を見せつけた

2G1Aと、アーセナルとの天王山で文句のつけようのない活躍をみせたのがマンチェスター・シティのMFケビン・デ・ブライネだ。左右両足から出される魔法のようなパスでプレミアリーグでの通算アシスト数100を史上最速で更新し、絶好調だ。

アーセナルとの試合ではいつもより高い位置にポジションを取ることが多く、ポストプレイをするハーランドの近くでプレイしていた。前半7分にはハーランドのポストプレイから抜け出し右足を振り抜く。左にはFWジャック・グリーリッシュもいたが、自ら突破し得点を決めた。パスを出してもおかしくないシーンであったが、あそこでシュートをチョイスしたことからも大一番への気合いが見られた。その後2点目のアシストと、3点目を決めたデ・ブライネのことをかつてマンチェスター・ユナイテッドで黄金期を築いたリオ・ファーディナンド氏は絶賛している。

「シーズン最高、彼(デ・ブライネ)は驚異的だった。シーズンの大きな場面を探すとき、この男は過去に何度も出てきたし、今日はまたしてもそれをやった」
大一番でのデ・ブライネの活躍に驚嘆している。前回のアーセナル戦での先制ゴールもそうだが、大事な場面で必ずと言っていいほど活躍するのがベルギー人MFだ。

試合後の公式のインタビューでデ・ブライネは「残り時間が長すぎる。とても難しい。私たちのスケジュールは多忙を極め、多くのことが進行中で、今は日曜日のフラムに向けて準備する必要がある」とコメントしている。ビッグマッチでのMOMの活躍の後でも浮かれず、現状を冷酷なまでに把握している。悲願のCL制覇と3冠はデ・ブライネの双肩にかかっている。

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