同点弾の起点にもなった浦和レッズの17歳 デビューの地でアピールに成功した若きアタッカー

存在感を示した早川 photo/Getty Images

リンセンの得点の起点に

浦和レッズはJ1第9節で川崎フロンターレと対戦。川崎に先制ゴールを決められる展開となったものの、81分にブライアン・リンセンの得点で追いつき1-1のドロー決着となった。この試合で途中出場ながら存在感を発揮した男が、早川隼平である。

1点ビハインドで迎えた80分、関根貴大に代わってピッチに投入されると1分後、早川が相手陣内でボールを保持し、左サイドバックの荻原拓也へパスを送る。荻原は中央のリンセンに折り返すと、パスを受けたリンセンがゴールネットを揺らして同点弾を決めた。

川崎相手にもひるむことなく鋭いドリブルとテクニックを披露した早川。ゴールシーンでもボールを奪われずにつないだことで、得点が生まれており、その後も何度も仕掛けて決定機を作り出していた。

ルヴァンカップで得た自信を、リーグ戦でもしっかりと見せることができたことだろう。ルヴァンカップ第3節の川崎戦でトップチームデビューを飾ると、続く第4節湘南ベルマーレ戦では17歳ながらトップチーム初ゴールを記録。自身がデビューした等々力陸上競技場の地での川崎との再戦で、大きなアピールに成功した。

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