24日、バイエルン指揮官ユリアン・ナーゲルスマン解任のニュースは世界のサッカーファンを驚かせた。
後任にはトーマス・トゥヘルが就任することになったが、このタイミングでの監督交代は良い方向へ転ぶだろうか。
確かに国内リーグでは年明けから取りこぼしが目立っており、首位をドルトムントに譲ってしまった。国内で勝ち切れないゲームがあったのは事実だ。
しかし、独『Bavarian Football Works』は明らかに時期尚早と指摘。ロベルト・レヴァンドフスキが退団した中、特定のストライカーに頼らない形でのアタッキング・フットボールが上手く機能していたとナーゲルスマンの手腕をある程度評価しているのだ。
国内リーグでの取りこぼしがあるのは事実だが、チャンピオンズリーグではベスト16でパリ・サンジェルマンをシャットアウト。これ以上ない戦いでベスト8進出を決めており、チャンピオンズリーグでの戦いに問題はないように思える。
同メディアはクラブ内部で結果以上に大きな問題があったのではとも推測しているが、この監督交代は吉と出るのか。