イングランド代表の未来は明るい。22歳のFWフィル・フォーデンは21歳のFWブカヨ・サカから刺激を受け、成長の糧としているようだ。
24日、イングランド代表はEURO2024予選の第1節でイタリア代表と対戦。今回はイングランドが2-1の勝利を収めたが、サカとフォーデンにとってイタリア戦は苦い思い出だ。2021年夏に実施されたEURO2020の決勝でイタリアと対戦した際、フォーデンは怪我でこの試合を欠場し、サカはPK戦でシュートを決めることができなかった。
英『Evening Standard』によると、今回のイタリア戦を前にしてフォーデンがサカについてコメントを残していた。EURO2020後の彼の姿を見て、良い影響を受けたと明かしている。
「僕は間違いなく彼から学んでいる。あのPKを外した後、彼は見違えるように良くなった。クラブや国のためにピッチ上で良いパフォーマンスを発揮している。彼はとてもいいやつだし、みんなから愛されている。そして僕たちのここでの活動における重要な部分を担っているんだ」
「彼がどんな人間なのかはこのことからもよくわかる。彼はまだ若くて発展途上にあるし、ゲームについて学んでいる最中だ。あの状態から立ち直ったことは、彼が勇気を持っていることや、彼がどれだけ成長したかを示している。彼のことを考えるととても嬉しいよ」
クラブレベルではサカ擁するアーセナルとフォーデン擁するマンチェスター・シティがプレミアリーグ首位争いを繰り広げている。チームメイトでありながらライバルでもあるこの2人は、今後も切磋琢磨しながら高みを目指していくことだろう。