松尾佑介の移籍が痛かった浦和レッズ 横浜FM戦で欲しかった“スピード”の切り札

昨季前線を担った松尾 photo/Getty Images

ベルギーへと期限付き移籍

浦和レッズはJ1第2節で横浜F・マリノスと対戦。相手ゴールを脅かす好機も見られたが、ゴールは奪えずに0-2と敗れた。最終ラインの高い相手の裏を突くシーンも見られた浦和だが、仕留め切れる選手がいなかった。

後半には興梠慎三が入ったことで最前線が下がりながら起点となるだけでなく、最終ラインをつり出すこともできた。そんな中で2列目にはダヴィド・モーベルグや大久保智明がチャンスに絡んでいく。実際に後半はモーベルグや酒井宏樹らが相手の裏に抜け出す形が見られた。

そんな中でスピードのある切り札が切れなかったことは、横浜FMに脅威を与えきれなかっただろう。実際に2列目の選手はドリブルを特長に持つプレイヤーが多い。強度高く前線から守備ができて、好機で持ち味のスピードを思い切り発揮できる松尾佑介がいれば、より攻撃に厚みを増すことができただろう。
最前線の補強の噂が飛び交っている浦和だが、松尾の後釜となり得る存在も必要かもしれない。強度高く前線から守備に奔走でき、2列目や最前線でのプレイが可能なスピードのある選手。いまもっとも必要な選手は松尾かもしれない。

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