「キャリアの終盤をうまくマネジメントできていない」カントナ氏、同じ7番を背負った後輩に苦言

エースナンバーの7を託されながら、古巣との関係が悪化してしまったロナウド photo/Getty Images

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かつて7番を背負ったカントナ氏

ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、昨年末にマンチェスター・ユナイテッドとの契約を解除し、2023年1月にサウジアラビア1部アル・ナスルに加入した。

ユナイテッドから移籍したロナウドの去り際は決して良いものではなく、試合途中でスタジアムを去ったことや、チームを批判するインタビューが大きく物議を醸した。

ロナウドがユナイテッドで見せた態度について、かつてユナイテッドで7番をつけた元フランス代表FWエリック・カントナ氏が苦言を呈している。スペイン紙『MARCA』が報じた。
カントナ氏はロナウドについて「ベテランには、2パターンの選手がいる。1つは、自分がもう25歳ではないことを理解せず、すべての試合に出たがる選手。もう1つは、自分がもう25歳ではないことを自覚して、若手を助けることを考え、すべての試合に出なくても自分が必要になる瞬間があることを認識する選手だ」と、ロナウドがキャリアの終盤をうまくマネジメントできていないと語った。
 
さらに「私は30歳の時に、以前と同じように速く走れなくなったことを受け入れなければいけなかった。キャリアの最後というのは、死を迎えることに似ているが、何か異なることをしなければいけないんだ。かつての自分と同じように、できるわけがないんだ」と、自身の考えも語った。

同じ7番を背負った後輩ロナウドの振る舞いは、カントナ氏にとって望ましくないように映っているようだ。

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