「なんて素晴らしいセンターバックを獲得したんだ」 マンUの冬の目玉補強はCBルーク・ショー?

シティ戦でハーランドなどに対応したショーとカゼミロ photo/Getty Images

今後の起用法にも注目だ

FIFAワールドカップ・カタール大会明けからはセンターバックでの出場が増えているマンチェスター・ユナイテッドのDFルーク・ショー。14日に行われたマンチェスター・シティとの一戦にもCBとして出場し、FWアーリング・ハーランドを中心としたシティの強力な攻撃陣と対峙。失点を1に抑え、2-1の勝利に大きく貢献した。MFブルーノ・フェルナンデスはそんなショーのパフォーマンスに対し、ナイスなコメントを送っている。
 
今季はDFラファエル・ヴァランとDFリサンドロ・マルティネスのCBコンビが定着していたマンU。しかし、L・マルティネスはアルゼンチン代表の一員としてワールドカップ決勝まで戦ったこともあり、マンUに戻ってくるまで少し時間を要した。その間、テン・ハーグ監督はL・マルティネスと同じ左利きのショーをCBで何度か起用しており、今回のシティ戦でも彼をスタメンに抜擢した。
 
英『Manchester Evening News』によれば、ショーはシティ戦を終えた後、ハーランドをどのように止めたかについて「僕やラファエル(・ヴァラン)だけでなく、チーム全体でやったことだ。僕たちはとても、とてもよく守ったよ」とコメントしている。自分だけの手柄だけではないことを強調した。
 
その一方、この試合で先制点を決めたB・フェルナンデスはショーのCBとしての働きを称賛。今回の勝利を祝うショーのInstagramの投稿に対し、「この(冬の)移籍市場で、僕らはなんて素晴らしいセンターバックを獲得したんだ」と返信している。
 
普段は左サイドバックを主戦場とするショーだが、この調子でいけば今後もL・マルティネスの代わりにCBとして起用される機会があるだろう。歴史を振り返ってみれば、DFパオロ・マルディーニやDFカルレス・プジョル、DFセルヒオ・ラモスなどもサイドバックからセンターバックへポジションを変えていった選手であり、もしかするとショーもこの道を辿っていくことになるのかもしれない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ