W杯から帰ってくればまさかの“CBルーク・ショー” 居場所なきマグワイアにクラブOBも移籍助言

ショー(右)にポジションを取られた格好のマグワイア photo/Getty Images

活躍できる場は必ずある

ウォルバーハンプトンを1-0と下したマンチェスター・ユナイテッドはこれで3連勝となり、勝点32の4位に浮上。開幕当初は連敗により不安視されたが、エリック・テン・ハーグ監督のチームづくりは紆余曲折を経て固まってきた感があり、後半戦はユナイテッドの逆襲に期待がかかる。

そんななか、チームで居場所を失ったままの選手もいる。CBハリー・マグワイアだ。

W杯カタール大会ではイングランド代表の主力として、ベスト8進出に貢献したマグワイア。得意の空中戦やポストプレイはやはり素晴らしく、サイドでウインガーのようにチャンスメイクする姿なども披露し、やはり力のある選手なのだと認識を新たにした人も多かったに違いない。
当然、W杯後はスタメン復帰も期待された。しかし、ラファエル・ヴァランとのコンビとしてテン・ハーグ監督がチョイスしたのは、マグワイアではなく左サイドバックが本職のルーク・ショー。前述のウルブズ戦でもショーが先発として選ばれており、マグワイアは終盤の守備固めで動員されるにとどまった。

ユナイテッドOBのリオ・ファーディナンド氏はこれを見て、マグワイアは出ていくべきだと主張している。

「この新しい監督は、トップ2のセンターバックの1人になれないのだということを彼に示しているよ。定期的にプレイでき、サッカーを楽しめるクラブを探すようエージェントに言ったほうがいいだろう」

今シーズンはわずか6試合の出場にとどまるマグワイア。彼を欲しがるクラブは必ずあるはずだが、果たして。

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