4シーズンでリーグ戦2ゴールのみ 30歳迎えたスペインの“魔術師”に復活はあるか

セビージャを離れることになったイスコ photo/Getty Images

アーセナルならフィットするとの見方も

一時はスペイン屈指のテクニシャンとも言われた男はどこへ行くのか。セビージャとの契約解除が発表され、次なる新天地選びに注目が集まっているのがMFイスコ(30)だ。

イスコは今夏セビージャへ加わったばかりだったが、約半年で退団することになった。リーグ戦12試合で無得点に終わっていたことに加え、10月には指揮官フレン・ロペテギが解任。これもイスコにとっては痛い出来事だったか。

まだテクニックは衰えていないはずで、英『Daily Mirror』はアーセナルとトッテナムが関心を示していると報道。中でもアーセナル指揮官ミケル・アルテタのスタイルに合うのではないかと主張している。
イスコをトップ下で起用するならば、現在アーセナルでブレイクしているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーのバックアッパーとして信頼できるオプションにはなるか。近年は評価が落ちているとはいえ、イスコはまだ30歳だ。フリーで獲得できるのは大きい。

レアル・マドリードでは353試合に出場した経験値もあり、本人もこのまま終わるわけにはいかないだろう。マラガ、レアル、セビージャとスペイン国内でのプレイを継続してきたが、これを機に思い切って国外挑戦に踏み切るのも悪くない。

直近4シーズンでリーグ戦2ゴールのみと数字はかなり寂しいが、イスコはここから復活できるのか。魔術師らしい高度なテクニックをまた披露してほしいところだ。

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