レヴァンドフスキに続くポーランド第2のキーマン チャンスメイク連発のジエリンスキこそカギ握る

ナポリで活躍するジエリンスキ photo/Getty Images

レヴァンドフスキをW杯ベスト16の舞台へ

ポーランド代表にとって今年のワールドカップは勝負の時と言える。34歳を迎えている大エースのロベルト・レヴァンドフスキにとって最後のワールドカップになる可能性があり、ポーランドとしてはレヴァンドフスキが現役の間に決勝トーナメントへ駒を進めたい。

4年前はグループステージで日本代表とも対戦したが、グループを突破したのは日本とコロンビア代表だった。今回こそはとレヴァンドフスキも意気込んでいることだろう。

そんなポーランドにとってカギとなるのは、レヴァンドフスキにどうチャンスボールを届けるかだ。世界最高級のストライカーとはいえ、レヴァンドフスキ1人だけで勝ち抜けるほどワールドカップは甘くない。
チャンスメイカーとして期待がかかるのは、絶好調のナポリを支える28歳のMFピオトル・ジエリンスキだ。19歳よりポーランド代表でプレイするジエリンスキもまた同国を代表するエリートプレイヤーであり、今季はここまでナポリで好調を維持している。

英『Squawka』のデータによると、10月29日時点でのジエリンスキは5大リーグでプレイする選手の中では唯一となる1試合平均チャンスメイク数が4回を超えている(4.09回)。これはマンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネをも抑えた数字となっており(3.75回)、ジエリンスキとレヴァンドフスキのラインが繋がればポーランドは強い。

ナポリでの好調はジエリンスキにとっても自信になっているはずで、その調子を代表へ持ち込めるか注目される。

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