ミラン9年ぶりのCL決勝T進出が決まる次節ザルツブルク戦 ピオリ監督は勝ちにいくつもり

拳を掲げるピオリ監督 photo/Getty Images

ディナモ・ザグレブから勝ち点3を奪うことに成功

ミランは9シーズンぶりのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出を成し遂げることができるのか。26日にディナモ・ザグレブから0-4の勝利をあげたことにより、次のレッドブル・ザルツブルク戦を引き分け以上で終えればそれが叶う。しかし、ステファノ・ピオリ監督はこの試合も勝ちにいくつもりのようだ。
 
セットプレイから決まったDFマッテオ・ガッビアの先制弾を皮切りに、FWラファエル・レオン、FWオリヴィエ・ジルー、相手選手のオウンゴールで、ディナモ・ザグレブから計4ゴールを奪ったミラン。チェルシーに2連敗を喫した嫌な流れを食い止め、勝ち点3を積み上げることに成功。グループ2位に浮上している。
 
来月3日に予定されているザルツブルク戦はグループステージ最終節となるが、ミランと彼らの勝ち点差は1。つまり、ミランはこの試合で負けさえしなければグループ2位をキープすることが可能であり、そうなれば2013-14シーズンが最後となっていたグループステージ突破が決まる。
 
伊『Sky Sport』によれば、この試合後にピオリ監督は次節ザルツブルク戦について言及し、引き分けを狙うつもりがないことを明かしている。
 
「(次節は)引き分けでいい? まずはトリノ戦のことを考え、それからザルツブルク戦に備えるよ。リーグ戦はうまくいっているし、これを続けていきたいからね。それからザルツブルクのことを考えるつもりだ。引き分けで十分だとは思わない方がいい。それは我々のメンタリティにはないものだ」
 
「この試合が分岐点となったか? いや、それはザルツブルクとの試合だ。チャンピオンズリーグで昨季以上の成績を残すための決定的な試合だからだ」
 
昨季は8シーズンぶりにCLに出場したものの、グループステージで敗退していたミラン。それでもリーグ戦では11年ぶりのスクデットを獲得するなど、クラブの調子は明らかに上向きだ。かつてはCL優勝候補の筆頭だった名門にとって、次のザルツブルク戦は非常に大きな意味を持つことになる。

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