“16.3本”のシュートで1ゴールは物足りない なかなか伸びないザニオーロの得点力

ローマでプレイするザニオーロ photo/Getty Images

得点力さえ上がれば超一流だが……

23日に首位ナポリと対戦したローマは、善戦しつつも0-1で敗れてしまった。ナポリの攻撃を1点に抑えたのは見事だったが、ローマの課題は得点力だ。このゲームでは6本シュートを放ちながら、枠内に飛んだのはゼロだった。

中でも伊『Gazzetta dello Sport』が注目したのはFWニコロ・ザニオーロだ。

イタリア期待の若手アタッカーとして注目されてきたが、なかなか得点数が伸びてこない。シュートまで持ち込む技術はあるが、ネットが揺れないのだ。
ここ4シーズンを振り返ると、ザニオーロはリーグ戦で実に131本ものシュートを打っている。そのうち得点に繋がったのは8点のみだ。2019-20シーズンは6ゴール、2020-21シーズンは怪我で離脱。2021-22シーズンは2ゴール、そして今季はここまで0ゴールだ。

16.3本のシュートでようやく1ゴール決まっていることになり、アタッカーとして決定力は物足りない。今回のナポリ戦も右サイドを中心にボールを持つことは出来ていたが、フィニッシュには課題が残る。

そこを改善しなければイタリア代表でもキーマンになるのは難しいだろうが、今季どこまで数字を伸ばせるのか。今季は未だ0ゴールとなっているため、まずは1点目が欲しいところだ(データは『WhoScored』より)。

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