今季は“4本”しかシュートを打っていない まだサンチョにドルトムント時代の輝きは戻らない

マンUで真価を発揮したいサンチョ photo/Getty Images

マンU2年目の今季は勝負の1年だ

マンチェスター・ユナイテッドで2シーズン目を迎えているFWジェイドン・サンチョは、昨季より良くなっているだろうか。

今季はリヴァプール戦で相手守備陣を手玉に取るゴールを決めるなど、キラリと光るプレイは見せている。若くから期待されていた通り、才能は確かなのだろう。

ただ、シュート数がなかなか増えない。今季はここまでリーグ戦7試合に出場しているが、シュート数は僅か4本だ。それで2ゴール奪っている確実性は凄いが、アタッカーとして4本はさすがに寂しい。1試合平均にすると0.6本ということになり、得点数を増やすにはまずシュート数を増やさなければならない。
サンチョがブレイクしたのはドルトムント時代だが、ドルトムントでプレイしていた2019-20シーズンは1試合平均1.6本、2020-21シーズンは2本のシュートを打っていた。ブンデスリーガとプレミアリーグでは違いがあるとはいえ、やはりマンUで長所を100%引き出せていない印象が強い。ここは指揮官エリック・テン・ハーグが改善していくべきポイントか。

ドルトムントでプレイしていた2019-20シーズンは17ゴール16アシストと見事な数字を残しており、本来は得点とアシストの両方で二桁を狙える選手だ。今ではワールドカップ・カタール大会へ向かうイングランド代表入りも怪しくなっているが、プレミアリーグでも真価を発揮できるのか(データは『WhoScored』より)。

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