“セルロートとのホットライン開通”で久保建英が3試合連続となるアシスト記録 終盤にはゴールも生まれレアル・ソシエダが5得点快勝

1ゴール1アシストと大活躍の久保建英 photo/Getty images

1ゴール1アシストの大活躍だ

久保建英が所属するレアル・ソシエダは9日にジローナと対戦。久保はアレクサンデル・セルロートと前線で2トップを組む形で先発となる。

ラ・レアルはそんなセルロートのゴールで先制に成功する。その得点をお膳立てしたのは久保の高精度クロスであり、左サイドから素晴らしいパスを供給した。久保はこのセルロートとコンビを組むことが多く、ELオモニア戦でも久保のアシストからゴールを決めている。

早々にゴールを決めてリードを得たラ・レアルだが、ジローナの攻撃を止められない。アトレティコ・マドリードからローンで加わったMFロドリゴ・リケルメが攻撃の中心となってチームをけん引しており、素晴らしいミドルシュートを沈めジローナが同点に追いつく。27分にも失点を許し一気に逆転を許してしまう。それでも再びセルロートがゴールを決め2-2で試合を折り返す。
後半に入り、再びジローナがリードを得る。カウンターの場面でニューヨーク・シティからやってきたFWバレンティン・カステジャーノスがボールを運んで右足を振り抜き、ゴールネットを揺らす。素晴らしい速攻であり、見事決めて見せた。

思うようにいかないラ・レアルだが、66分右サイドからのセットプレイで同点に追いつく。キッカーであるブライス・メンデスはゴール前にクロス性のパスを送っており、それがそのままゴールに吸い込まれた。

後半はさらにゴールが生まれ、ラ・レアルが2ゴールを追加している。5点目は久保のゴールであり、1ゴール1アシストを記録して終盤に交代でピッチを後にした。久保としては公式戦3試合連続アシストの達成だ。ラストパスの技術が際立っており、守備でも走れる。イマノル・アルグアシル監督に気にいられており、ラ・レアルへの移籍は大正解だった。

ジローナ 3-5 レアル・ソシエダ

[得点者]
8分 アレクサンデル・セルロート(レアル・ソシエダ)
23分 ロドリゴ・リケルメ(ジローナ)
27分 アルナウ・マルティネス(ジローナ)
42分 アレクサンデル・セルロート(レアル・ソシエダ)
48分 バレンティン・カステジャーノス(ジローナ)
66分 ブライス・メンデス(レアル・ソシエダ)
71分 マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ)
85分 久保建英(レアル・ソシエダ)

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