“冨安ギャンブル”が予想されるブレントフォード戦 日本代表のアメリカ戦に影響も?

ブレントフォード戦での起用はあるか photo/Getty Images

チューリッヒ戦でフル出場した冨安

23日のアメリカ戦、27日のエクアドル戦に臨む日本代表メンバーに選出された日本代表DF冨安健洋。所属先のアーセナルで18日のブレントフォード戦をこなしてから代表に合流することになるが、この試合で出番は訪れるのか。
 
エリザベス女王崩御の影響により、11日に予定されていたエヴァートン戦が延期となったアーセナル。続いて16日に予定されていたヨーロッパリーグ・グループA第2節PSVアイントホーフェン戦も延期となり、彼らの次の試合は18日のブレントフォード戦となっている。
 
冨安は負傷の影響でプレシーズンマッチに出場できていなかったものの、プレミアリーグ第2節レスター・シティ戦からベンチ入り。ここまではDFベン・ホワイトが右サイドバックのスタメンとして起用されているが、ローテーションを行った直近のEL・チューリッヒ戦では冨安が今季初先発を飾っている。
 
続くブレントフォード戦は試合間隔が1週間以上空いていることから、ほぼベストメンバーで挑むことが予想され、右SBも冨安ではなくホワイトがスタメン復帰となりそう。しかし、英『Football London』は“冨安ギャンブル”と題して、彼が先発出場する可能性について言及している。
 
リーグ開幕6戦で5勝していることからスタメンを変える理由はほとんどないと前置きしながらも、FWイヴァン・トニーの空中戦に対応するために冨安を右SBで起用するのも1つの案だと同メディアは主張。懸念点は今季90分出場した試合がまだ1回だけであることだと述べている。
 
日本代表の試合がドイツで開催されるのは冨安にとってプラスだが、23日のアメリカ戦はブレントフォード戦から中4日で行われる。負傷が多い彼のコンディションに最大限配慮するのであれば、ブレントフォード戦のプレイタイム次第で、アメリカ戦を回避させる必要も出てくるだろう。

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