ハーランド獲得したシティがさらに移籍市場で大暴れ? “レオン&ガビ”の2枚取りでCL初制覇狙う

ミランで躍動するラファエル・レオン photo/Getty images

可能性としてはゼロではない

夏にはアーリング・ハーランドやカルヴィン・フィリップス、マヌエル・アカンジと的確な補強でチームを強化したシティ。ハーランドはすでに欠かせないストライカーであり、アカンジも怪我人続出するシティで輝きを放っている。

英『Manchester Evening News』によるとシティは今後さらなる補強を画策しており、そのターゲットがミランのラファエル・レオンとバルセロナのガビだという。

タレントを輩出し続けるポルトガル出身のレオン。スポルティングCP、リールで技を磨き、現在はイタリアの名門ミランに在籍している。23歳の若いプレイヤーだが、すでにミランでは121試合に出場するなど経験は豊富だ。サイドからゴールを狙うウイングで今季はすでにリーグ戦で3ゴール2アシストを記録している。
ミランと契約延長が結ばれるとされるレオンだが、同紙では現在交渉は停滞しており、シティやリヴァプール、チェルシーが関心を寄せていると報じている。1億2700万ポンドのリリース条項が現在の契約には含まれており、プレミアのビッグクラブはそれを発動することになるか。

シティはラヒーム・スターリングを放出し、スピードを強みとするサイドアタッカーを失った。ジャック・グリーリッシュもリヤド・マフレズもテクニック型であり、フィル・フォーデンは中盤へコンバートされる可能性がある。そうなればウイングは手薄になり、レオンに興味を持つのも納得だ。

ガビはバルセロナの至宝として期待されているヤングスターだが、2023年の6月で契約が切れることになる。クラブ側も延長交渉を行っているようだが、停滞しており、そこでバイエルン・ミュンヘンやリヴァプール、パリ・サンジェルマンと複数のクラブが超新星に関心を寄せている。シティもその一つだろう。

考えられる可能性でいえばベルナルド・シウバの後釜か。今夏も結局残留となったが、毎年のように移籍の可能性が報じられており、今夏はバルセロナ行きが濃厚とされていた。今後もこういう流れになるならシティ側が放出を考えてもおかしくはない。そこでポルトガル代表MFを欲しがるバルセロナとガビをトレードする可能性は考えられる。

さらなる戦力アップのために次世代のスター獲得を目指すシティ。両者ともに若手世代ではトップタレントであり、今後のシティを担う人材になるのだろうか。

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