絶対王者バイエルンにも通用する守備技術 勝ち点獲得ボルシアMG板倉滉に独紙は“サネのチャンスを勇敢に阻止した”と大絶賛

バイエルン・ミュンヘン相手に素晴らしい活躍を披露した板倉滉 photo/Getty images

開幕から4試合連続での先発だ

シャルケからボルシアMGに移籍し、センターバックとしてポジションを掴んだ板倉滉。ブンデスリーガ開幕からスイス代表のニコ・エルヴェディとCBとしてコンビを組んでおり、3戦無敗に貢献している。

そんな板倉は28日、ブンデスリーガ第4節バイエルン・ミュンヘン戦にCBとしてピッチに立った。相手はブンデスリーガを10連覇しているバイエルンであり、板倉の実力が試される一戦に。

結果は1-1のドローとなった。バイエルンが69%のボール支配率を記録し、オンターゲットは20本と攻めに攻めるゲームとなったが、ボルシアMGは板倉や守護神ヤン・ゾマーらを中心に堅守を披露し、3試合で15ゴールを奪うバイエルン相手に失点を1に抑えた。攻撃面ではマルクス・テュラムがカウンターからゴールを奪っており、4試合終えて無敗を継続している。
ドローに貢献した板倉への評価は高い。独『GladbachLIVE』では19セーブを記録したゾマーに続く高評価であり、「サネのチャンスを勇敢に阻止し、60分にはヘディングで攻撃にも参加した」とパフォーマンスを称賛されている。

板倉はビルドアップでの貢献度と強度の高い守備を提供できる現代的なCBとして知られており、バイエルン戦ではとくに球際の強さが光った。独紙でもそのシーンは称賛されており、ボックス内に侵入するレロイ・サネに対し、板倉はスライディングでシュートコースを塞ぎ、それがかわされても素早い方向転換から2度目のシュートを止めている。このバイエルン戦では何度かそういった守備が見られており、板倉の技術の高さはバイエルンにも通用している。

昨季は10位と低調なシーズンだったボルシアMGだが、今季は期待できる。ゾマー、エルヴェディ、板倉の3人からなるトリオは優秀で、前線にはゴールを奪えるテュラムがいる。次節はマインツとのホームゲームを控えており、勝利して今季3勝目を挙げたい。

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