久保建英とともにバルセロナで育った新星MFはオランダで好発進 エールディヴィジで輝きを放てるか

エールディヴィジ初得点を決めたシモンズ photo/Getty Images

今季からPSVでプレイするシモンズ

バルセロナのアカデミーで育ち、昨季までパリ・サンジェルマンでプレイしていたシャビ・シモンズ。今季からはPSVへと移籍し、開幕から主力として活躍している。

2010年にバルセロナのアカデミーに入団し、久保建英とともに成長を続けたシモンズは、2019年にPSGへと加入する。2020-21シーズンにトップチーム初出場を果たし、昨季は7試合に出場すると新シーズンからは出場機会を求め、エールディヴィジへと戦いの場を移した。

するとPSVではオランダスーパーカップでアヤックスに5-3で勝利し、途中出場からチームの5点目を決める。エールディヴィジ開幕戦のエメン戦では、トップ下でスタメン出場して先制点をアシストし、続く第2節のゴーアヘッド・イーグルス戦では2得点1アシストの活躍を見せ、PSVの好調を支えている。
足元の技術やドリブルに加え、バルサのカンテラ仕込みのパス精度と豊富な運動量でPSVで存在感を発揮しているシモンズ。オランダで自身の価値を高めて、再びパリ・サンジェルマンやバルセロナといったビッグクラブへの挑戦も考えているかもしれない。レアル・ソシエダで開幕戦ゴールを決めた久保のようにシモンズもオランダでよいスタートを切っている。

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