イガロ、カバーニらベテランFWを獲得してきたユナイテッドの歴史 獲得候補とされるアルナウトビッチは先代に続けるか

イタリアで躍動するマルコ・アルナウトビッチ photo/Getty images

昨季は14ゴールを挙げている

英『90min』によるとマンチェスター・ユナイテッドはボローニャのマルコ・アルナウトビッチに800万ユーロのオファーを提示したようだ。しかしボローニャはその約2倍となる1500万ユーロを求めているという。

インテル、ブレーメン、プレミアリーグではストークやウェストハムでこれまでプレイしてきたアルナウトビッチ。近年では中国にも移籍していたが、2021年にボローニャで欧州復帰を果たし、昨季は33試合で14ゴール1アシストと素晴らしい成績を残した。33歳とベテランの選手だが、まだまだ最前線で戦えるようだ。

そんなアルナウトビッチにユナイテッドが興味を示している。それはストライカー不足が原因だろう。ブライトンとのプレミア開幕戦はクリスティアン・エリクセンの偽9番を採用したが、思うように攻撃を展開できず、後半は純粋な9番であるクリスティアーノ・ロナウドをピッチに投入している。そのロナウドも退団を希望するなどクラブとの関係は良好ではなく、今夏の移籍市場での退団が噂されている。

ユナイテッドは近年アルナウトビッチのようなベテランストライカーを獲得する傾向にあり、エディソン・カバーニ、オディオン・イガロ、ロナウドがそうだ。ロナウドは今でこそクラブとの関係は悪化してしまっているが、昨季は一人気を吐きリーグ戦では18ゴールを記録。彼がいなければ昨季6位でフィニッシュするのは不可能だっただろう。カバーニもイガロもロナウド同様にチームに貢献しており、悪いイメージはない。

ただ33歳となったアルナウトビッチに1500万ユーロを支払うべきかどうかは難しい話だ。素晴らしい選手なのは間違いないが、将来への投資ではない選手に1500万ユーロは高い。であれば話題となっているレッドブル・ザルツブルクのベンヤミン・シェシュコを狙うべきだ。

マンチェスター・ユナイテッドのOBであるギャリー・ネビル氏はアルナウトビッチの獲得について英『talk SPORT』にて「馬鹿げた動きだ」と批判している。ネビル氏はアルナウトビッチのような一時的に現状を回復させる獲得をするのではなく、未来を見据えた補強をしなければ一向にリヴァプールとマンチェスター・シティとの差は縮まらないとし、それはトップ4争いも同じだと主張している。

移籍市場の閉幕までまだ時間はあるが、ストライカーに中盤と補強ポイントが多いユナイテッド。23日にはリヴァプールとの一戦が控えており、再び昨季のような大敗を喫してしまうのだろうか。

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