注目を集めているノッティンガム・フォレストのトリッキーなコーナーキック SNS上で賛否両論

試合中にメモを確認するジェシー・リンガード(左)とジャック・コルバック(右) photo/Getty Images

初戦で勝ち点を奪うことはできなかった昇格組ノッティンガム・フォレスト

ニューカッスル・ユナイテッドがノッティンガム・フォレストをホームに迎えた今季プレミアリーグ初戦。試合は2-0でニューカッスルの勝利に終わったものの、ノッティンガム・フォレストの選手たちが見せたあるシーンに注目が集まっているようだ。

昨季の冬から着実にチームを強化し、今季はリーグ戦上位進出も期待されるニューカッスル。基本的には昨季と同じメンバーが顔を揃えたものの、GKニック・ポープといった新戦力もスタメンに起用された。

対するノッティンガム・フォレストは、24年ぶりのプレミアリーグ挑戦。1年での降格を避けるために今夏は大型補強を敢行しており、1億ユーロ(137億円)近い資金を費やして12人の選手をチームに加えている。

試合はDFファビアン・シェアが58分に強烈なミドルシュートを突き刺してニューカッスルが先制。78分にはFWカラム・ウィルソンが技ありの一発で追加点をゲットし、ノッティンガム・フォレストの勝利は次回以降に持ち越しとなった。

その一方で注目となったのが、ノッティンガム・フォレストの唯一のコーナーキックとなった、73分のシーン。ニューカッスルのほとんどの選手がボックス内に集まったのに対し、ノッティンガム・フォレストの選手は誰一人ボックス内へ入らず。

彼らはキッカーの合図と共にゴール前へとなだれこむトリックプレイを見せたのだが、ボールは誰にも触れられることなくキーパーにキャッチされ、そのまま試合は続行された。

このシーンに対し、英『Daily Mail』は「鳥の群れのように5人の選手が駆け込んだ」と表現しており、SNS上でもこのような賛否両論が巻き起こっている。

「ノッティンガム・フォレストが、最悪のコーナーキックの一つを披露」

「このリーグ(プレミアリーグ)に残留することはないだろう」

「多分チャンピオンシップ(英2部)では上手くいったのだろう」

「型にはまらない方法を試そうとするのは大好きだ。彼らが得点するまで何回トライするか見てみよう」

「適切な場所に適切なボールを送ることができれば、これは良いコーナーだ。攻撃陣がすでに動いているのに、守備陣は静止しているからね。立っている状態からボールを守るのは難しい」

「もしこれが成功していたら、彼らは天才と呼ばれていたでしょう」

今回は結果が伴わなかったが、プレミア残留を果たすためにはこういった工夫の積み重ねも重要だろう。ノッティンガム・フォレストのセットプレイには今後も注目だ。

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