冨安健洋が抜け出したい“負傷離脱のスパイラル” トレーニング復帰間近も起用は慎重に?

アーセナルでは怪我に悩まされている冨安健洋 photo/Getty images

来季はできるだけ稼働したい

ここまで4試合のプレシーズンマッチを戦ったアーセナル。新加入ガブリエウ・ジェズスの活躍もあって全勝しており、次は30日にセビージャとの対戦が予定されている。

このように好調を維持しているアーセナルだが、日本代表DF冨安健洋の姿はない。その原因は怪我だ。昨季の後半戦も負傷に悩まされており、複数の試合を欠場してしまっている。今夏のプレシーズンマッチでも万全にプレイできる状態ではないようで、ここまでの4戦では一度もピッチに立っていない。

アーセナルの番記者チャールズ・ワッツ氏によると、トレーニングへの復帰は時間の問題で来週には合流できるようだ。さらに新加入ファビオ・ビエイラも負傷から復帰するとのこと。プレミアリーグの開幕戦は8月6日のクリスタル・パレス戦であり、トレーニング復帰後再び負傷しなければスカッドに入ることは可能だろう。
冨安の実力は確かで、昨季はリーズ・ユナイテッドと対戦した際、バルセロナへ移籍したハフィーニャを完封したほどだ。しかし怪我でピッチに立つことができなければ意味はなく、試合感のなさからパフォーマンスが下がり、評価も落ちてしまう選手は今までに何人も見てきた。来季は怪我と向き合う意味でも、重要なシーズンになるだろう。

そのためアーセナルは来季右サイドバックの層をより厚くして臨む必要がある。冨安が離脱する前提で控えを充実させなければELとリーグ戦の並走は難しい。

このプレシーズンマッチで評価を高めたのはベン・ホワイトだ。センターバックの選手だが、右SBでもプレイ可能で、ビルドアップでのボール運びを得意としている。守備強度も高く、プレミア開幕戦はホワイトが右に入り、ガブリエウ・マガリャンイスとウィリアム・サリバが中央を務める可能性も考えられる。

ボローニャ時代も怪我の少ない選手ではなかった冨安。アーセナルでも同様に怪我に悩まされており、PSMでは一度もプレイできていない。代役とされるホワイトのパフォーマンスは素晴らしく、復帰後再び負傷となればアーセナルでの地位も危うくなるかもしれない。

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