浦和の後半戦キーマンはFWとサイドで輝くユース育ちのアタッカー 移籍後J1初得点の男が爆発するか

松尾のさらなるゴールに期待したい photo/Getty Images

松尾佑介が先制点を挙げる

浦和レッズはJ1第22節で清水エスパルスと対戦。2点のリードを耐え抜き、2-1と勝利して連勝を飾った。この試合でJ1での浦和移籍後初ゴールを決めた男が松尾佑介だ。

清水からチャンスを作りながらも、決め切れずにいると42分、右サイドからの折り返しを関根貴大がシュート。GK権田修一に阻まれるものの、こぼれ球を松尾が押し込んで先制点を奪った。VARでのチェックもありながら最後はゴールと認められて今季J1初ゴールを決めた。

今シーズン横浜FCから加入した松尾は、AFCチャンピオンズリーグではFWも務めながらチームトップの5ゴールを記録。グループステージ突破に大きく貢献するものの、J1でのゴールはここまでゼロだった。JリーグでもFWでの出場が伸びる中、ゴールネットを揺らせずにもどかしい時間が続いていく。
そんな中で奪った得点は今後の松尾の爆発に向けて足がかりとなるだろう。ブライアン・リンセンが加入し、中断明けには左サイドハーフ起用が増えることとなるはずだ。持ち前のスピードでサイドや中央でも存在感を発揮できるユース育ちのアタッカーが後半戦のキーマンとなる。

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