2年前は3人とも“17ゴール”決めていた マンUで復活すべしアタッカー3人衆

ラッシュフォードも才能は確かだ photo/Getty Images

得点を奪うピースは揃っている

昨季の6位から復活すべく、新指揮官エリック・テン・ハーグの下で新たなスタートを切ったマンチェスター・ユナイテッド。

12日にはリヴァプールとの親善試合で4-0の快勝を収めたが、新シーズンへ注目したいのはリヴァプール戦で同時先発していた悩めるアタッカー3人衆だ。

その3人とは、マーカス・ラッシュフォード、アントニー・マルシャル、そして昨夏加わったジェイドン・サンチョだ。昨季のマンUはリーグ戦で二桁得点を決めた選手がクリスティアーノ・ロナウドとブルーノ・フェルナンデスの2人のみという寂しい結果に終わっており、もう少しアタッカー陣の得点を増やしたい。理想ではラッシュフォード、マルシャル、サンチョにも二桁を目指してほしい。
ラッシュフォードは2019-20シーズンにリーグ戦17ゴール、マルシャルも同じシーズンに17ゴール、サンチョもドルトムントでプレイしていた同じ2019-20シーズンに17ゴールを挙げており、この3人はこれくらいの得点数を稼ぎ出す力を持っている。その後3人の数字は下降してしまっており、テン・ハーグには何とか2019-20シーズンの輝きを取り戻してほしいところ。

この3人の得点力を増やすことができれば、かなり攻撃の幅は広がるだろう。昨季ブレイクの兆しを見せた20歳のアントニー・エランガも興味深い選手で、さらにアヤックスでテン・ハーグと一緒に仕事をしていたオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークの復活にも期待がかかる。

ロナウドが残るとしても、センターフォワード1人に得点部分を依存するわけにはいかない。ファン・デ・ベークも得点に関与できるMFであり、ブルーノ・フェルナンデスもやや数字を落とした昨季から復活したい。そこに17ゴールトリオ、若いエランガが絡めば、チームとして攻撃の形が見えてくるはずだ。

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